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zoom RSS 恵庭岳冬尾根登山 2015.02.21 急斜面の連続の後に絶景

<<   作成日時 : 2015/02/21 21:34   >>

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週末にようやく晴れの予報。どこに行くかは決めていた。オジロワシさんの2011年2月28日の恵庭岳冬尾根登山の記事を見て、いつかは、と思っていた。厳冬期のルンゼ登攀、ぞくぞくしながら読み、そして写真を見て感動した。あの絶景を自分のものにしたい。

つい先週のtarumae-yamaさんのブログも写真がすばらしかった。仲間と一緒に登っているので臨場感のある写真が撮れる。おおいに参考になったはずだった

21日は5時起きして犬の散歩、6:30に自宅を出発、前夜に用意していたのでスムースに出発できた。

ところが、途中でそれもかなり走ってからストックを忘れたことに気づく。ピッケルがあるから何とかなるだろう、でそのまま進んだ。

これが間違いの1.冬尾根は急斜面の連続なのだ。ストック無しだと這い上がるのもバランスを取るのも難しい。
ぐらっ、ときたら手を付かねばならない。ピッケルでは軟らかい雪に埋まってしまう。かなり体力を消耗した。

ともかく、7:30過ぎにオコタンペ湖への分岐に到着。ゲートは閉まっているが、その前に少しの駐車スペースがある。先行の2台が駐車していたが、ゆっくり駐車できた。

用意をしていてほどなく、隣に車が着いた。驚いたことに「北海道あれこれ札幌発」のhaseさんご夫妻だ。新年の挨拶をしてしまった。今日は尾根伝いにワカンで幌平山だそうだ。イチャンコッペよりも恵庭岳に近く、迫力のある写真が望めるだろう。HPが楽しみだ。

私も良い写真を期待されてしまった。是が非でも登頂しなければ・・・・・と緊張する。

位置的にはこのようなアプローチとなった。
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8:00丁度に出発する。車外気温は−10℃、最初からスノーシューを装着した。
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スキーのトレースのある雪道を歩く。どこから登るか、ちゃんと決めてきたのに行き過ぎてしまった。
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第一カーブ辺りで山に入る予定がどんどん歩いてしまった。オジロワシさんが登るのはたしかオコタンペ湖に近くなってからだったな・・・と思い出しながら、道路に下りが入るので、ままよ、と山に取り付いてしまった。急斜面をジグをきりながら。ストックが無く、泣く思いだ。つらい・・・・・・・。

壁を上がってみれば別世界。やはり雪景色はきれいだ
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そして、この雪
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小さなポコで休憩、今日は1時間毎に行動食なりホットミルクティを補給しよう、と決めてきた。

さて、ルートをどうとるか、目の前の沢地形を越して尾根に取り付かねば、その傾斜も急だ。泣きが入る。

急斜面の途中で後ろを向くとオコタンペ山と漁岳が、全く高度が違うのに、この場所からは逆転して写る。
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二つ目の急登を登り切ると、スキーのトレースとぶつかった。ラッキーだ。ラッセルが少し楽になる。

だが、このトレースの主とは最後まで会うことがなかった。下りの斜面はスキーとスノーシューでは異なる。

C890のポコでまた、小休止。2時間経過。

10:04 恵庭岳の山頂岩頭が見えた。
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そして、幌平山も
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幌平山をアップで、もうhaseさん達は登頂したろうか。
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C952はトラバースし、いよいよ山頂直下の尾根に取り付く。スキーのトレースのジグに合わせてスノーシューでジグを切るが、スキーの幅とスノーシューの幅が合わない。それでもラッセルが無いだけ楽だ。

ようやく、C1050の台地に出る。一瞬ほっとするが、これからも急登が続く。

山頂岩頭が近づいてきた。この時は岩頭だけで、山頂という意識が飛んでいる。
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11:00 三回目の休憩。日当たりが良く、風は少し強いが良い天気だ。

ワカンのトレースとスキーのトレースでコースが違う。C1260の大岩を右と左に巻いている。

スキーのトレースの右に行こう、これが間違いの2.というか、GPSも国土地理院の1/2500地形図も見ずに勝手に岩頭ではなく、隣の岩峰群を山頂と勘違いしてしまっていた。

とにかく岩頭を撮影、これが撮りたかったのだ。
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ドラマチックアートで撮影
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その場所はこのようなロケーションでダケカンバに着氷したりすると凄みが増す。
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だけど何かが違う。オジロワシさん撮影の岩頭の角度が違う、もっと先鋭化した岩頭だった。

そう、オジロワシさんはこの大岩のすぐ右、正面の沢地形から撮影していた。

そして、意識しないまま、岩頭の右側に回りこんでいる。ここで基部まで上がれば思い出したかもしれない。
中央右がルンゼなはずだ。
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そして、間違えた隣の岩峰山頂をしげしげと眺め、昨年の11月30日のルンゼがどこだったろう、と探している。
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眺めても眺めても、ルンゼらしきものはあるが、そのアプローチは全て切り立っていてトラバースするにもどこを行けば良いのかわからない。技量をはるかに越える斜面と岩だ。わからなかったら地図を見れば良いのだが、混乱している。

というわけで、これ以上進むのを断念、自分の頭の中で計画を練り直そう、ということになった。これは正解。

山頂近くまでのGPSトラックをカシミール3Dに落としてみる。
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惜しかったのだ。

登頂をあきらめ、落ち着いて辺りを見渡すと、羊蹄山がすばらしい。
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アップで、
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ここで、今日は下ろう。

下山にかかる前に氷結したオコタンペ湖と聳える漁岳、右端にすっかり標高を下げたオコタンペ山
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見納めの岩頭をもう一度
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下り始めると意外と急な下りだ。気持ちの良い尾根を登ってきていたのだ。
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下りの斜面でスノーシューの跡が増えている。この辺りまで登ってあきらめたのか、スキーの人がスノーシューに変えたのか、不明だが歩くのは格段に楽になった。
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斜面から空沼岳を見る。
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ずんずん下ると樹海が美しい。朝の間違えたルートをゲート近くまでのルートに変えて下る。
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途中でTさんに会う。ワカンのトレース、これもすごい急斜面を登ってきていたので、このルートに乗らないように歩いていて、同じ思いでルート変更をしていたTさんと会った。

ここから二人でGPSを見ながら、右往左往しながら下った。

どうもゲート近くから北東尾根に取り付くとその先が急斜面ありでコースが長い。オジロワシさんのように、もっとオコタンペ湖に近づいたところから直登するのが、良いようだ。

14:40 駐車場に戻ってきた。

Tさんにプログのことを話して別れた。
少しでも同行した人はすぐ仲間になれる。これが山仲間の良いところなのだろう。

今日の登り 4:00 下り 2:30  合計 6時間30分 プラス基部休憩 20分

本日のルート、迷走しているのがはっきりわかるルート取りで恥ずかしい。
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そのグラフ
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下りの降り口はこのようなところ、北東尾根取り付きはここ。
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これが目印、道路の反対側に立っている。
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明日はMOさんと浜益岳の約束、5:00出発予定。曇りで風が強く、夜は雨か雪の予報。

天候がだめなら、浜益温泉でゆっくりしてこよう。というつもりで出かける。






 



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
昨日は大変助かりました。ラッセルも全てお任せしてしまい(≧∇≦)ありがとうございました。
出会った時は、滑落するかと思い途中から登り返して来たせいか、精神的にも体力的にもテンパってました。😭でした。
それにしても、恵庭岳あと少しでしたね。
でも、羊蹄山素晴らしいです。見たかったですよ!
私ももう少し研究してから再挑戦したいと思います。
T
2015/02/22 07:42
Tさん、ご苦労様でした。
もう少し登れば羊蹄山が見えたのですが、残念でした。
私も帰って地図を見て唖然としました。もう少しだったのですが、
思い込みが強すぎました。
まあ、また行きましょう。
また、どこかの山で会えると良いですね。
今日の増毛は途中で引き返してきました。足がパンパンになって
います。

山岳一歩
2015/02/22 14:23

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