大雪山縦走 2018.09.15 旭岳から黒岳へ

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胆振東部地震から一週間、未だ余震の続く中、かねてより計画していた日高最高峰「幌尻岳」のテント泊登山を地震・台風被害情報が乏しいので、急遽大雪山縦走に変更し実行した。

山友のMoさん、Arさん、東京から参加のTaさん、Waさん(日本百名山登山中)の5人で縦走する。

旭岳から黒岳への縦走はほぼ8時間の山行だが、出発と到着の地点に車が必要で、Moさんの車を黒岳ロープウェー駅に、私の車を旭岳のロープウェー駅に置いて、同じコースを逆にたどり、途中で車の鍵を交換する山行とした。


14日夜に、東京から来たTaさんとWaさんはArさん宅に泊まっており、私が15日の4:00に迎えに行った。

Moさんは単独で層雲峡の黒岳ロープウェーに向けて出発していた。


Moさんは縦走後、旭岳のロープウェーに駐車している私の車を運転して、その日の宿営地の層雲峡温泉まで回送する重労働を引き受けてくれた。



7:00発の旭岳ロープウェーに乗ることができた。

震災後にかかわらず、大勢の登山客が同乗する。


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すばらしい天気だ。






ゴンドラから、旭岳麓のダケカンバ林を眼下に見下ろす。

通常の撮影

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モノクローム撮影

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印象がかなり異なる。

心象風景を撮れるようになろう。








姿見の池駅で登山支度を整え、出発する。

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旭岳は北海道の最高峰である。

大雪山を代表する山だ。

活火山でもあり、地獄谷中腹より噴煙を上げる。






その足元に山の姿を映す「姿見の池」があるが、今日は漣が立つ。

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ここで記念撮影

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足元には、朝露に濡れるチングルマの綿毛の群落が広がる
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大勢の登山者に混じり、ザレ路の高度を上げる。

どうも、足の筋肉にエネルギーが蓄えられていない。

途中、休み休み歩く。




眼下には森林限界の樹林と池塘、旭岳のハイマツの山襞と少し色づく草紅葉が広がる

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この辺りで携帯電話でMoさんと話をする。

6:00の黒岳ロープウェー始発に乗って、もう、北鎮岳分岐まで来ているそうだ。

早い


尾根筋は風が強い、岩陰でウィンドブレーカーを羽織りながら休憩する。












通称、金庫岩と呼ばれる9合目付近で、私を置いて、皆には先行して山頂に向かってもらう。

息を整え、ゆっくり登る


姿見の池がはるか下方に見えた。
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上を仰ぐと山頂はもう少し

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9:40 旭岳山頂に着くと、Moさんが登ってくるのが見え、すぐ合流できた。

かなりとばして来たようだ。

記念撮影は冒頭の写真。


Moさんに、私も合流した写真を撮ってもらう

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これから進む黒岳方向をパノラマ撮影
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左に安足間岳、比布岳、そして大雪山第二の高峰 「北鎮岳」、中央はるか彼方に小さく黒岳、右側には第三の高峰 「白雲岳」が一望できる。









Moさんと車の鍵を交換して、我々は黒岳を目指す。

その急なザレ場下降の姿をMoさんが撮ってくれた。
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旭岳を振り返ると、まだ雪渓が残っている。

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青い空に飛行機雲が薄れていく

天気が良く強烈な日差しが砂地に反射し、まぶしい
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途中の間宮岳、中岳の適度なアップダウンのあるお鉢平を右周りに黒岳を目指す。

11:09 中央に黒岳を入れて、お鉢全景を撮る
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左から北鎮岳、凌雲岳、黒岳と続く








12:15 北鎮岳分岐に荷をデポして、私を除く三名で山頂往復してもらう。

山頂からは比布岳と独立するように聳える愛別岳の鋭鋒が見えるはずだ。
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山頂から戻り始める三人、1200㎜相当の超望遠手持ちで撮影する
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十分休憩し、エネルギー補給を終えて、黒岳に向かう
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13:18 お鉢平展望台からお鉢の底を流れる川を撮る
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これをアンダーでしかもモノクロームで撮ると川面が輝きを残し
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シベリア上空から撮影した「悠久の流れ」のような雰囲気に仕上がる








もう少しアップで
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これは思いがけず良い写真が撮れた。

思わず、微笑みがこぼれ、「やったね!」という言葉にならない言葉が出る。







黒岳石室で少し休憩して、最後の登りの黒岳にかかる。




14:42 黒岳登頂、記念撮影
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とにかく人が多い、外人さんも多かった。

山頂で東側に移動すると紅葉が進んでいる烏帽子岳の山麓
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台風の影響と例年より一月早い初雪で、今年の紅葉はいまいち、と言われていたが、その通り。

鮮やかな赤がくすんでいる。








白雲岳方面
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足元に見える雪渓と紅葉
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日本一早い紅葉を見ることができた。


黒岳への登りを振り返る
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足元のウラシマツツジの紅葉を入れて、「北鎮岳」と「凌雲岳」
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ギザギザの山頂を持つ「上川岳」と、その後方に聳える「愛別岳」

その手前のテーブルのような大地の紅葉が面白い
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黒岳からの下りは急で、大きな岩を飛ぶように下る。

大勢に路を譲ってもらった。

9合目の招き岩付近に紅葉が広がっている。
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7合目下のリフト駅までたどり着くと、今日の登山の終了。


乗り継ぎの16:20のロープウェーで下り、1時間も待っていたMoさんと合流。


本日の宿に向かい、早速温泉に入る。





ホテルのバイキングでビールを頂き、本日のすばらしい山行と明日の十勝岳登山の話に夜も耽る。

旭岳往復だけではない、黒岳までの縦走を楽しんでもらった。



日本一早い紅葉を観るための本来の観光客の入りが少ない。

それでも山上は大勢の人でにぎわっていたが。


北海道の観光地のホテル・旅館のキャンセルはすさまじい数に上る、とのこと。

がんばれ、北海道、観光復興に一役かえたかな。




それにしても、今回は地震や台風の影響でトレーニングができていなかったのが、露呈した。

まあ、それでも休憩を入れてもコースタイムで歩き通すことができた。

休憩とエネルギー補給が何とか持たせてくれたようだ。




昨晩、晴れ予報に変わったことで急遽決まった明日の十勝岳登山のブログは次回とする。







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