コロナ禍はGWで終わらなかった。北海道、とりわけ札幌は感染者も多く特定地域になって5月末までは緊急事態宣言のまま据え置かれる。
一応、感染者数も徐々に少なくなってきているので、5月15日頃には中間で様子をみるらしい。
温泉ツアーの会も今日9日は旭岳温泉だったのだが、旭岳姿見の池までのロープウェイも運行中止になっているし、コロナ禍のこともあるので自粛することにした。
冒頭の写真は石狩漁港の朝市で購入してきた食材。
名物のミズダコ。
足も二本だけ、頭も小ぶりのものを選んだのだが、バットに入れるとかなり大きい。
8日は天気が良く風も弱かったので、9日の朝の漁はあるだろう、と石狩漁港に出かけてみた。
この時期、シャコ(蝦蛄)が獲れ始める。
いつもより一時間早めて5:00から柴犬「春」の散歩を済ませ、6:20に自宅を出発。
石狩漁港までは丁度25㎞、新川通りを走って45分。
お目当てのシャコは獲れていた。
今朝網から外しすぐ茹でたもの。
オス7匹で1000円也を14匹購入、
以前は6月に入ってから買いに走ったものだが、最近は漁が早まっている。
6月中旬まで楽しめる。
漁によって、オス一匹150円~100円、品薄で300円の時もあった。
この時期はミズダコも美味しい。
夏のホッキ漁まではヒラメ、カレイも獲れる。
それから、ワタリガニ、これも食材としては美味で高値で売買される。
自宅近くのイタリアン「カルタ・パコ」では紙包のスパゲッティの食材にもなる。
濃厚でとても美味しい。
ワタリガニは二ハイで1000円、ちなみにタコは2000円弱。
朝市の近くの路上でこの時期の山菜を売る行商が立つ。
まだ若いサワブキと出たばかりのウド、タラの芽を購入した。
これらは一束300円で占めて900円、今晩の天ぷらになる。
新川通り沿いにある前田森林公園に寄り、まだ雪の頂く手稲山をカナル越しに撮ろうと思ったのだが、5月31日まで駐車場は閉鎖。
撮影は諦めた。
8:00に帰宅し、早速タコとシャコを捌き、カニを味噌汁にして朝食。
豪華な朝食だ。
お昼はシャコで一杯、これが楽しみだ。
頭を落とし、両側から大胆に鋏を入れて殻を外す、もう慣れたもので一人で多い時には20匹も食べた時がある。
甲殻類は大好きだがカニとも違いビールがはかどる。
子持ちのメスは体も小さいが値も張る。
今日で一匹250円もしていた。
私は身が大きいオスの方が美味しいと思う。
お寿司屋さんで使うシャコはメスだ。
子持ちは秋シャコの方が美味しいと思う。
昨日は行者ニンニクを酢味噌和えで楽しんだ。
こうして、北海道の春の食材を楽しむ。
この記事へのコメント
tetsu
札幌は外出禁止だよ爺ちゃん・・タコの刺身やジャコを
堪能したく石狩まで徘徊するのはよくないよ
今はただ忍あるのみ 頑張ろう・・
山岳一歩
春の食い気には負けました。
7:00過ぎの石狩漁港は釣り人の車で一杯、朝市は4店だけ、寂しいものでしたが漁はいつも通りでした。
あまり美味しくてつい飲みすぎてしまいました。
prosperity_pie
山岳一歩
もう20年ぐらい前に石狩湾新港に漁港が移りました。
それ以前は厚田まで魚を買いに出かけたものです。
漁師さんとも仲良くなりましたが、もうすでに亡くなりました。新川通りは最近はすごく良い道路になり、快適にドライブできます。桜並木も徐々に大きくなってきました。
長い冬が終わって一気に春めいていくこの季節感がたまらなく、それに美味しい食材が目白押しです。
嬉しい季節なのですが、気分は晴れません。