ニペソツに挑む 2020.07.24 標高2013mの頂は遠かった

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ニペソツに挑むため23日の朝8時に、Moさんの運転でSuさんの四駆で札幌を出発する。


冒頭の写真はその朝、犬の散歩で近所の庭に見つけたネムノキの花を帰ってカメラを持ち出し撮影した。

とても美しく幻想的な花を良いアングルで撮影できた。


23日の昼は鹿追の「大阪屋」でビールを頂きながら味噌ジンギスカン、ホルモンを食べる。

以前からここは通る度に食事時は入ったものだ。

皆さんから喜んでもらった。


15時過ぎに糠平温泉「観光ホテル」に投宿。

北海道温泉番付では西の前頭三枚目

森の中のなかなか良い温泉だ。

天気を見ながら登ろうと、23,24,25日の三連泊で予約していた。


宿はコロナ対策でマスク着用、食事も変則的な席の配置だった。

夜の天気予報で24日に登山することに決め、夜は20時過ぎには就寝した。


24日の朝2時半に起床、前夜に荷造りしておいたザックを持ち、フロントで朝と昼の2食のおにぎりをもらう。

3時にはホテルを立ち、幌加温泉への途中から登山口を目指し砂利の林道を走る。


3時40分には駐車場に着き、おにぎりを食べて4時を待つ。

幾分夜も明けてきた感じはするが、まだ暗さが残る。


ヘッドランプを点けて出発した

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ニペソツまでは10.5㎞、往復の時間は13時間を予定している。


朝露か雨露か、濡れる草をかき分けながら泥んこの道を進む。

すさまじいまでの泥沼だ。

スパッツは付けているが靴もドロドロになる。


5:24 三条池に着く。

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最終水場は見つからなかった。




水面に水草が浮かぶ

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今日の山の天気予報はBで、風は無いものの曇り乃至は雨だろう。



まだ薄暗い山林を行く

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幾分、山道になってもまだ泥んこは続く



8:34 急登をロープを伝って上がると雪渓が融けたばかりのお花畑が広がっていた。

チングルマが露に濡れる

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辺りの花畑で撮影する

エゾノツガザクラ

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ウコンウツギ

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シナノキンバイとエゾヒョウタンボクの群落

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ヒョウタンボクは奇妙な花を付ける

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アオノツガザクラ

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遠くにキバナシャクナゲも見える

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あまりきれいな株ではないが、エゾコザクラもたくさん咲く

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展望台で雨に遭う。

ニペソツの山頂は見えない。

雨ガッパを着て小さなポコを超えると、ハイマツの根と岩の狭い尾根を歩き、それも下る。

帰りは苦しい登りになるだろう。


これは帰りに撮った登り返しの尾根

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9:02 2つ目の大きな雪渓を抜け、岩陰で一休み

今日は1ℓのスポーツドリンクと2ℓの水を持つ。


ニペソツ登頂に時間が掛かり、宿まで戻れない時のためにビバーグの用意までしている。

寝ないまでも防寒具を着てレスキューシートを被って夜明けを待つつもり、という用意だ。


計画時には天狗平でテント泊も考えたが、荷が重くなるのは好まないとビバーグ程度の用意をした。

こまめにエネルギーを補給して日帰り装備で挑んだ。


ウサギギク

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天狗岳への稜線に出る泥の急登はロープがついているがかなりの体力を消耗した。


森林限界を抜けて岩の天狗岳へ急ぐ。

ナキウサギの声は聞こえるが姿は見えない。


それにまだニペソツ山頂が見えない。

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大きな岩の間をすり抜け、飛び越えながら予定より20分遅れの9:40に天狗平に着く。
ここまでに5:40を要した

ニペソツは見えない。

空に一部青空も見えたが、すぐ掻き消えた。

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ここからのニペソツの姿は感動ものなのだが、あいにくの悪天候、姿が見えれば登頂意欲も増すのだろうが、如何せん姿が見えない。

2012年10月27日の9:58に撮ったニペソツの姿

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天候と時間、皆の体力を考慮して、ここを今日の山頂とする。


振り返ると天狗岳

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記念撮影

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テント場に咲く高山植物

コマクサ

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イワブクロの蕾とウメバチソウ

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イワブクロ

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エゾツツジ

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少し遅れてMoさんが歩いてくる

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下りもかなりきつい

休憩時に撮ったトカチフウロ、水滴で透き通っている

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テント泊で挑む人たちが3組いた


雪渓の源頭

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ロープ場を降りるSu氏

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ハイマツの根と岩の登り返しを何とか乗り越え、後は下りだけ


リンネソウを見つけた

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展望台付近で見つけたシャクナゲ

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滑る急坂を何とか降りながら、泥んこ道に悪態つきながら下り、もうすぐ登山口

カノコユリが咲いていた

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14:20 駐車場に戻ってきた。

これまで10時間20分、ニペソツ山頂往復をはしょったが、入れれば+5時間は掛かったろう。


19:20ならもう宿の夕飯には間に合わなかった。

恐らく体力の消耗からビバーグになったろう。


天候が悪い中でのビバーグはまだ登山経験の浅い人たちには無理だろう、と天狗平で決断したことを正当化した。


15時過ぎに宿に戻り、温泉に入った時にはほっとした。

夕食前にビールで一応、残念乾杯


この日はあまり酒も飲まないのに、20時過ぎにはTVつけ放し、照明つけ放しで寝ていた。


初日で登ってしまった( 途中までだが )ので、翌日の計画を立てた。

道東に美味しいもの、ホッカイシマエビや花咲ガニ、牡蛎も良いなぁ、と計画を練る。


ふと思いついたのが・・・・・・

これは次回のお楽しみ







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この記事へのコメント

  • 賢明な的確な判断だったと思います。
    我々年齢になると無理は・・・・・・・
    2020年07月27日 20:05
  • tetsu

    寒そうでしたね
    登頂できず残念 次のチャンスを待ちましょう
    2020年07月28日 10:02
  • 私も6月下旬に登りましたが、7時間はかかりました。
    本当に遠い山になりましたね!
    ニペソツ山は雲の中で残念でしたね。
    御苦労さまでした。
    2020年07月28日 14:48
  • 山岳一歩

    大さん
    メンバーには残念なことをしました。
    かなり頑張ったのですが、我らは一泊でリベンジします。
    次のブログでは美味しいものを掲載します。
    2020年07月28日 17:40
  • 山岳一歩

    tetsuさん
    雨にも降られて、風があり日差しが無いのでカッパを着てました。宿に着いて温泉に入りビールを飲んでいるとまた雨、山の中にいなくて良かった、と安堵でした。
    またリベンジします。
    2020年07月28日 17:42
  • 山岳一歩

    ○○さん
    コメントありがとうございます。
    7時間は超スピードですね。
    我らはもう若くないので、13時間を予定しましたが、それ以上掛かるようです。来年一泊でリベンジします。

    2020年07月28日 17:44
  • 山岳一歩

    ひょっとして貴さんですか、貴さんならこのスピードはわかります。なんせあのペテガリを日帰りですものね。
    6月はまだ雪が多かったでしょうね。天気は良かったですか。
    幌加コースは十六の沢に比べればずいぶんと遠くなりました。泥んこ路には参りました。十六の沢が復活して欲しいですね。
    2020年07月29日 18:52