青森蟹田紀行 2020.11.23~25 15,000年前の縄文草創期の遺跡に逢いに

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冒頭の写真は青森県津軽地区の十三湖

実は5年前このぐらいの時期から5ヵ月間、この近くの蟹田という町で仕事で過ごした。


その時は遺跡があるなぁ、ぐらいにしか思っていなかったが、ある文献で15,000年前という途方もない時間の経つ遺跡だということを知り、いても立ってもいられず、航空マイルを利用して青森に飛んだ。


丁度重要な仕事も一区切りついたこともあり、カミさん大好きなリンゴの季節でもあり、温泉もあり、でカミさんも同行した。

15,000年前の縄文草創期というのは世界でも珍しく、日本にも数か所しかない古い時代の土器が蟹田で発見されている。


23日の新千歳発のANA便で青森空港へ

搭乗時間は55分、それも5分早く着いた。


途中の機内から函館市内、函館山が見えた。

プロペラ機なので写せる高度だ

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ほどなく青森空港に近づく

本日泊まる浅虫温泉の上空

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青森空港でレンタカーを借り、十三湖経由で蟹田へ

この十三湖には「しじみ亭」というしじみラーメンを食べさせる店があるので遅い昼食

カミさん大感激

あっさりスープと細い縮れ麺が秀逸


蟹田までは30分、ここで遺跡から発掘した石器や土器を展示する「ふるさと資料館」を見落とし、おかしいなぁ、といいながら青森駅へ

この資料館へは最終日の25日に行くことができた。

青森駅近くに建つ「ワ・ラッセ」に入りねぶたを見る。

ここも気になっていた施設。

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外装を覆う鉄板は6㎜厚、ねじれて被覆する。



内部は「ねぶた」の資料館

金魚ねぶたが出迎える

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圧巻のねぶたを俯瞰する

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フロアに降りて

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横からも、かなり立体的

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造りかけの顔、構造がわかるように展示されている

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指の造作もすばらしい

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歴代の名匠も紹介される

歴史のあるお祭りの展示だ

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時間をかけてじっくり読んで欲しい



ここから浅虫温泉まではすぐの距離

GoToトラベルキャンペーンで豪華なホテルを格安で泊まることができた。



翌日は下北半島の「恐山」と「仏ケ浦」の観光

恐山は昨日で観光シーズンは終わっていた

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私達の乗ってきたレンタカーだけ

途中の山路はシャーベット状態、スタッドレスタイヤのレンタカーを借りておいて正解



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ここから「仏ヶ浦」に抜ける路は工事中で通行止め

行きたくなかったが「大間」を通って回り道

大間の灯台、風がやはり強かった

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仏ヶ浦の展望台から陸奥湾

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海岸まで降りることもできるがパス

展望台で撮影

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この奇岩はとても美しい

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時期の良い時に船から写してみたい




今日の宿は大鰐温泉、十和田湖や奥入瀬、酸ヶ湯などを見せたかったので選んだ

丁度宿の近くにリンゴ園があり、購入して送った。

この宿も良かった


25日の最終日に宿を出る前に回り込む路の道路情報を見てびっくり

10月30日から通行止めになり、来年の春まで開通しない

パンフレットには11月25日から通行止め、となっていてラッキーと思っていたのだが。


それで予定変更、もう一度蟹田に向かう

その前に10時から開く外ヶ浜町平舘(たいらだて)湯の沢温泉「ちゃぽらっと」に入る。

この温泉は薄い色のモール温泉で5年前良く入りにきた温泉

カミさんからは今回の温泉で一番良かった(泉質と温度)、という評価を頂いた


さて、蟹田のふるさと資料館、以前の宿舎の本当に近くのかつての小学校を使用していた

1971年に女子中学生が畑で石斧を発見して中学校の教師に見せ、青森の研究者に繋いだことから発掘調査に入った経過が示されている。

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これがその時の石斧? ちょっと形が違うかな

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そして世界最古の土器か、ともいわれる土器片

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小さな土器片だが、付着する炭やすすから放射性炭素年代測定で15,000年前と判定されたそうだ。

縄文時代の草創期、なんともすさまじい時間だ。

もっと立派な施設に入れてあげたいし、ちょっとパンフもお粗末だった。

付近の民家と畑を買い入れ、大規模な発掘調査を開始しているとの写真もあったし、現地見学も可能だった。


言い忘れたが、この遺跡は大平(おおだい)山元(やまもと)遺跡というのだそうだ。

津軽在来線の大平駅のすぐ傍である。

(追記)パンフレットには北海道の道南(6か所)と北東北(13か所)の縄文遺跡群として世界遺産登録をめざしているそうだ。

北海道ではキウスや国宝の中空土偶発見の近くの大船遺跡や垣ノ島遺跡、東北では三内丸山遺跡などがある。

そのいずれもが7,000年~1,200年前の遺跡なのに対して、大平山元遺跡は15,000年前という圧倒的な古さがある。

よくもまあ、あの小さな土器片を見つけたものだ。


帰りにまた十三湖でしじみラーメンを食べて空港に向かう

途中の橋の上から、八甲田山や岩木山は雲の中だった

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空港でレンタカーを返すと走行距離は700㎞を超えていた。

良く走った。


帰りの便は定刻よりも早く飛び立ち(5分早い、驚き)千歳空港には10分早く着いた

ローカルな感じだ

途中で恐山を上空から

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お目当ての遺跡とリンゴ、温泉とラーメンですごく充実した旅だった。


おまけで、23日朝の雪が融ける様子を

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この記事へのコメント

  • tetsu

    今回の青森は社長じゃなくかみさんとですか
    温泉場でしっとりと・・・若いなー
    2020年11月27日 20:12
  • 山岳一歩

    tetsuさん
    とにかく興味と趣味が広範囲なので飛び回ります。
    リンゴと温泉好きのカミさん(大蔵省)を連れて行けば言い訳不要、と踏んだわけです。
    2020年11月28日 11:59