カトマンドウの一日 2018.12.21 超一流ホテル視察

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ナガルコットから戻り、カトマンドウの披露宴の前日、カトマンドウの超一流ホテルに昼食を摂りに出かける。

各国の要人やアーティストなどが宿泊するホテルで、丹下健三氏も宿泊したことがあるという。

「ドウワリカ ホテル」

新郎のお父さんが総支配人を務める。

オーナーは親族の女性、亡くなった旦那さんが建築家でこのホテルを建てた、とのこと。





ホテル ポーチにかつてのオーナーで建築家のドウワリカさんの肖像が飾られている。
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その経歴も
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ドウワリカさんは1925年生まれ、亡くなったのは1992年


26歳の時にカトマンドウの古い建物が壊され、精緻な木彫の窓が燃やされているのに心を痛め、20年間で集めた窓が500枚にもなったそうだ。

それで、その窓を使ったホテルの設計・建設を始めた、とのこと。



その未亡人でオーナーは、カリンポンにもいらっしゃていたこの女性
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中央がオーナーで、左の男性が新郎のお父さんで、ここの総支配人。







早速、内部を案内してもらう。

まずはポーチ、車寄せから内部に入ったところ、小さな格子戸をくぐるとこの空間

中庭につながる空間は冬でも温かい気候の中で気持ちが良い
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ホテルフロント、ロビーに向かう

この部分にドウワリカさんの写真や経歴などを紹介したプレートが飾られている。
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大きな手動のガラス扉を開けてロビーに入る
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ネパールの民族的な家具や調度品がしつらえてある。
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一旦、中庭に出る
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大きな中庭なのだが、種々の建物で分断され、それぞれの空間が気持ちの良い中庭になっている。

この中庭に面した建物の窓は全て歴史的に貴重な窓








12世紀ごろの入口扉を持つ建物
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各部のディテールもすばらしい

12世紀ごろの扉の袖の意匠
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この窓は曰く付きで、遺産を受け継いだ三兄弟の二人は譲ってくれたが、後の一人が渋ったため、譲ってくれるまで待った窓なのだそうだ。

右側の窓は分割されている。
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この窓がなぜ斜めになっているか、王宮の女性の髪が長く、洗髪の後、窓から垂らして乾かすためだそうだ。
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中庭プール
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その奥にあった日本料理店、内装はちょっと今一であったが
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バー
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ここはとても天井が低く、かえって雰囲気が良かった。
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かつては煮炊きしたであろう、お鍋も調度品替わりの水盤になっている
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この建物前で、アメリカの富豪がこの扉や窓を造るとしたらどのぐらいのお金が掛かるか、と聞いたそうだ。

15人の職人が3年は掛かる、と応えたらしい。

実際、このホテルを維持するのは木彫師、テラコッタ職人など、ずいぶん抱えているそうだ。
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一般のレストランとは別に、VIP用の食事会場がある
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これが小さなエントランス
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食事の会場、超豪華です
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来賓の著名人のポートレイト

チャールズ王子やジミーカーター、ヒラリークリントや女優など
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ここで一旦昼食、中庭で蕎麦粉で造ったパスタを食べた。
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パンがおいしそうだった
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オーナーに、

ここはネパールの博物館、宝庫ですね。

歴史的にも貴重な遺産を使って現代建築を造り、ネパールの雰囲気を持った近代的なホテルとして完璧に調和しています。

と通訳してもらったら、大変喜んでくれて、またおいで、と言われた。

でも、宿泊費はすごい値段ですよ。





昼食後、お部屋にも案内してもらった。

まずはエレベーターの扉
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セミスィートの入口扉
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中に入ると
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バスタブ
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ベッドルーム
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次のお部屋
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外部のルーフガーデン
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部屋が広いので、24㎜広角でも十分写ってくれた。
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最後に貯水池、浄化装置として造られたもので、現在は池だそうだ。
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維持管理もしている新郎のお父さんは、木彫師は木材の更新のためにも必要で、ホテルで雇っているし、壁などのボーダーも昔は全て木だったが、とても間に合わないのでテラコッタで造ることも始め、他にも売り出している、とのことだった。

造ることも大事だが、博物館級の建物を維持するのも大変な苦労だろう。

是非、今度は泊まりに来たい。




ここから土産の買い物と古寺の見学に出かける。









この記事へのコメント

tetsu
2019年01月08日 17:04
凄く高いホテル代・・貧乏人としてはいくらくらいか知りたいです
是非支配人に1度だけ泊めてあげてと交渉してよ・・当然無料で

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