タウシュベツ橋梁の夜明け 2019.02.11 アイスバブルに遭えた

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糠平温泉を4:45に出発、五の沢橋梁駐車場にはもう数台の車が止まっている。ワカサギ釣りの人が半数、後の半数は写真狙いだろう。

冒頭の写真は6:00に橋梁近くで雪を撥ね退けて、ヘッドランプの明かりで見えたアイスバブル。


駐車場で身支度をすばやく整える。

気温は-15℃ぐらいだろう。 車外気温を見るのを忘れた。

靴下を三重にはき、スパイク長靴にした。

ダウンジャケットを着て、オーバーズボンも履いた。

フェースマスク(目だし帽)の上にヘッドランプ。

手袋はインナーの上に-30℃対応のブラックダイヤモンドのアウター。


5:15には出発、湖岸までの林間には立派な雪道がついている。


昨日ロケハンしていないので、ヘッドランプを頼りにまずはワカサギ釣りのテントの明かり目指して歩く。

途中、傾斜面の氷にアイスバブルが見える。

えっ!この斜面は水面の降下で湖の氷が斜めになり、その上に雪が積もってできた斜面なのだ、と気づく。


後続部隊は私の進路とは違う方向を歩いている。

まあ、場所はおおむねわかっているから、テント場から方向を切り替える。

踏み跡はないが、薄い雪をこぐ。



途中で踏み跡雪道に合流し、急ぐ。

6:00にタウシュベツ橋梁の足元に着く。
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圧巻だ。

何度も凍っては水位が下がり、橋脚にまとわりついた氷が痛々しい。

斜めの光はヘッドランプに照らされた雪、風で飛ばされている。





渡り切り、先行して三脚を構える5人に挨拶をする。

夜明けまでまだ30分以上あるだろうが、カメラを構えて待っている。

まず、夜明け前に橋梁を
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湖を渡って来た家族
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この暗さでも三脚無しで手振れしない補正付きのこのカメラは優秀だ。

信じて撮れる。







斜面下から撮影者を仰ぎ見る
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だいぶ明るくなってきた、橋梁の肌が見えるようになってきた
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橋梁の端は通行禁止のチェーン、何時崩れるかもしれない
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ここにも氷の斜面、たいへん危険だ、滑り落ちる

スパイクの歯も利かない青氷だ。
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残念ながら、ニペソツ方面の山は雪で見えない。








6:25 もう一度橋梁の肌を
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6:36 東の空が明るくなってきた、朝焼けにはならないが、雲が綺麗だ。
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遠くのワカサギ釣りのテント場にも朝日が入り込む
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劇的な朝を迎えそうにないので、ここで橋梁を離れる
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下から見上げた方が迫力がある。







一番崩れているところを
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戻り路から後ろを振り返って
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アイスバブルとテント村
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アイスバブルは氷に亀裂が入っていると迫力がある。

三股山荘の女将の話では、今年は雪が少なくアイスバブルが見えるので大勢のカメラマン・ウーマンが来ているとのことだった。

装備にスコップ、スノーブラシなどを持って撮影しているのも納得。
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戻り路の湖畔でジュエリーアイスの対象を見つけた。
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豊頃町の大津海岸のジュエリーアイスは有名だが、ここは下に木の根があり、沈降する氷が残されたもの。

大津海岸のものは十勝川で凍った氷が海に流れて、海岸に漂着したもの。

生成過程は違うが、ここも見ごたえがある。






赤い色合いが良いか、青い色合いが良いか
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これは一つ離れて転がっている
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ロケーションはこんなところ
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同じように撮影している人にダイヤモンドダスト
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こんなところで撮影している人も
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カメラマンはそれぞれ
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7:23 そろそろ帰ろう

氷の沈降で残った斜氷面
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駐車場に戻ると、もうすごい車の駐車が始まっていた。

宿に戻り、朝風呂に入った後で朝ご飯にありつく。



午後からの打ち合わせなので、ゆっくり層雲峡に向かった。









この記事へのコメント

tetsu
2019年02月14日 08:23
時刻とともに変化するタウシュベツはいいですね
新雪の足跡はまず自分でと・・
流石爺ちゃん頑張りますね
prosperity_pie
2019年02月14日 10:20
橋の写真や湖の氷。。。すごい迫力でした!ほかのカメラマンの方たちもすごい集中してますね。集中すれば寒さなんてなんてことないのでしょうね。そういえば過日南極で植村直巳さんが愛用されていたという防寒肌着の記事を見ました。こういうのを着れば大丈夫なんでしょうね:https://next-innovation.go.jp/renovator/presspost/interview20171030/
山岳一歩
2019年02月15日 06:40
tetsuさん
前日にロケハンしていなかったので、雪をこぐことになりました。
ちゃんと踏み分け道ができていなかったので、少し遠回りになりました。
明け方のタウシュベツはいいですよ。
山岳一歩
2019年02月15日 06:44
prosperity_pieさん
かなり厚い氷なのはわかっているのですが、時々ギシッ!という音にびくついていました。
皆さん、極寒用に厚着をしてました。
今はヒートテックなどがありますから、上村さんの時代からかなり改善されていますね。
当時は木綿の下着はだめ、純毛でなければ、という時代でした。
汗を吸わない素材で、体を拭けば良いものに変わってきています。

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